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雪が降ったらお高越山 2014.02.20

2014.02.21(09:24) 432

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先週末から雪の降る日が多かった。

祖谷の奥山に行くのは大変のようだ。

そんな時は「雪が降ったらお高越山」。

登山口は山川の町から直ぐ近くで標高が50m程なので積雪や凍結の心配が無い。

今日はふいご温泉の上から電力鉄塔保線路を登って行く。

約一時間余りで中ノ郷に着く。

気温は0度位で余り低くないが雪は多い。

石の鳥居の向こうに白くなったお高越山山頂が見える。

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参拝路は積雪が30㎝程。

不動小屋から上に行くと積雪が多くなり細かい繊毛のような霧氷が沢山付いている。

この様な霧氷に包まれたお高越山は初めてだ。

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女人禁制の名残をとどめた結界赤門(旧女人監視所)を通過すると益々雪が多くなり大鳥居が近い。


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高越大権現の額の掛かる大鳥居を過ぎるて雪に埋まった石段を上り登り切ると立派な山門に着く。

この山門は,第28世良俊上人の起請によるもので、県下五大重層門の一つだそうだ。

- 入母屋造,銅板葺,三間一戸の二重門で軸部は総欅。

重層な二重軒に繁を扇に打ち,斗拱は出組二手先となっている。

壁の中央に板扉を入れて左右には和様と禅宗様が混交する火燈窓を配し,擬宝珠高欄を廻らしている。

初層は二重軒に繁を平行に打ち一手斗拱で軒を支えている。

柱根には礎盤を敷くが壁の板は横張りに使用するなど和様と禅宗様が混交する。

それがよく融合し,堂々とした風格と威厳に満ちた格調高い建築となっている。

各所に配された彫刻が素晴らしい。

特に虹梁の木鼻や,初層の軒下の欄間に見られる十二神将のかわりとして登山者の安全を祈っている十二支が印象深い。

彫師は,美馬郡脇町拝原の名工,九世三宅石舟斎畢生の大作であり,本堂を彫った十世の実父である。

特に透彫の技法に優れ,その作品は見事である。-

(阿部 保夫氏講演資料より抜粋)

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2時間半余り掛かって高越寺に着いた。

大門を潜ると目の前に雪の高越寺の境内が広がる。

高越大権現を祀る本堂の屋根も雪が重そうだ。

高越寺は阿波山岳修験(高越修験)の聖地だけあって荘厳な雰囲気が漂っている。

本堂は、入母屋造平入の拝殿の中央に千鳥破風および軒唐破風が付けられており、権現造に見える。

大きな唐破風は堂々と力強い。

きらびやかな装飾が目をひく本堂には,金剛蔵王尊脇仏として千手観音,役行者が祀られている。

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素晴らしい彫刻が施されている鐘楼で鐘を一撞き。

澄んだ鐘の音が白銀の世界に染み渡るように響く。

- 鐘楼は、重厚で気品がある。

桁行と梁間が等しい四本柱である。

入母屋造,銅板葺二重軒,繁内転びの円柱が礎盤に建っており,腰貫と頭貫の間に虹梁を廻らしている。

斗拱は出組二手先で詰組となっており,材は総欅である。

基壇は花崗岩で精巧な仕上げとなっており,正面には階段が設けられている。

軒の出が大きく気品があり,妻飾りなどが何とも言えない重厚さを感じさせる。

また,精巧で入念な蟇股、木鼻の彫刻が美し い。 -

(阿部 保夫氏講演資料より抜粋)

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石の鳥居を潜って老杉の聳える急石段を登り切ると高越神社に着く。

高越神社は、元は高越大権現として高越寺と同体だったが明治維新の際神仏を分けて祭神として阿波忌部氏の祖神天日鷲命を祀っている。

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立派な額がが掲げられている。

しかし、付随の建物などは壊れてから久しいようだ。

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神社は建て替えられているようだが、珍しい彫刻が残っている。

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木鼻には、象と獅子の彫刻もある。

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神社の屋根には50㎝程雪が積もっている。

見上げていると青空が覗いてブナの霧氷が白く輝きだした。

さあ、早く頂上に行こう。

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深い雪を掻き分けてお高越山山頂1,133mに着く。

登山口から約3時間かかった。

頂上では雪を被った修行大師像が出迎えてくれた。

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笠と鉄鉢には雪がこんもりと積もっている。

鉄鉢にも雪 

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雲が流れて日が差すと青空が現れて霧氷が輝く。

スッキリと青い空では無いが、優しい色彩が美しい。

やっぱり「雪が降ったらオコーツァン」だ。

帰りにはふいご温泉でほっこり。

心地よい疲れでついウトウトしてしまった。

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コメント
2月20日、とてつもなく雪深いですね。四国の山岳地帯にこんなに降雪があるとは・・。例年のことなんですか。
【2014/02/28 17:36】 | なりひら #DhbrllUw | [edit]
「雪が降ったら高越山」ですか! 今までに一度もそんな風に考えも及ばなかったです。

きょう晴れてくるかしら・・行ってこようかなです・・・

今なら少しは歩けるかなあ?笑えるでしょ。

無理はしまませんからね!何事も自分の歩幅でしか出来ない自分ですから。」

 ここの山すそに母の里があります。
だから山登り始め(53歳)は、大麻山しか知らず・・「まだ高越山は無理だよ」と、山の会の会長(リーダー)に、言われましたが、この山が一番初めに登って山でした。
3時間かかりましたので、リーダーさんには、ゆっくり ゆっくり歩いてもらい・・
わたしは、頑張って、頑張って・・はあ はあ~ふうふう~歩いたんですよ。
 中之郷には、リンドウがきれいでしたし、カヤが大きく道をふさいでいた・・秋の頃でした。
懐かしく思い出せましたから、ありがとうございました。
【2014/05/01 07:42】 | ちごゆり嘉子 #h/LGstSw | [edit]
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