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北アルプスの黄色い花

2013.07.29(20:25) 410

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北アルプスでは7月の終わり頃から黄色い綺麗な花たちが沢山咲く。

雪解けの後、短い夏に多くの虫たちを呼び寄せるためか一際目立つ。

その中で、太陽の光を反射する光沢のある花を咲かせているのがミヤマキンポウゲだ。

葉は大きく3つに裂け、 裂片はさらに細かく裂けている。

花弁は丸くシベは長い。

花弁はパラボラアンテナのようで太陽の光と熱を集めるのに役立っているのだろう。

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ミヤマキンポウゲと同じような大きさの花だが、花の中心部の色が濃くて優しい感じがするのはミヤマキンバイ。

ミヤマキンバイはバラ科のキジムシロ属の仲間で,3小葉の葉が特徴。

花弁がハート型なのが可愛い。

よく似た花にイワキンバイがあるが、イワキンバイは低山から亜高山に咲き、花弁がハート型では無くて丸い事から見分けが付く。

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花が大きくて一際艶やかな花はシナノキンバイ。

ミヤマキンポウゲと同じキンポウゲ科の花で、花が大きく、葉が5つ分裂し、各裂片はさらに細かく切れ込むのが特徴。

黄色い大きな花弁と見えるのは実は萼片。

実際の花びらは中にある細い部分。

よく似た花に高原や伊吹山などの亜高山に咲くキンバイソウがある。

キンバイソウは雄しべより花弁が長く突出していて派手に見える。


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雪渓が融けた後一気に花を咲かせるシナノキンバイ。

蕾も萼片が少し緑がかっていて可愛い。

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少し早い時期に咲くのでもう花期が終わりかけていたミヤマダイコンソウ。

ハート型の花弁5枚からなっており、光沢があって美しい。

根生葉に特徴があり、一見切れ込んだ円形の葉のように見える。

これは正確には複葉の頂小葉で,柄を見ると小さな側小葉がついている。

高山の岩場でギザギザのある丸い葉の黄色い花を見れば多分ミヤマダイコンソウだ。

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黄色いスミレで、葉が腎円形ないし腎心形なのはキバナノコマノツメ。

葉の形が馬の蹄(ひづめ)に似るというので「駒の爪」と言われるらしいが、花弁も馬の顔のように見える。

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キバナノコマノツメより丸い花弁の花を咲かせるスミレはオオバキスミレ。

広卵状形の茎葉(3~4枚)があり、葉の縁は、ギザギザの形状。

葉の先がとがっているのが特徴。

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登山道脇などに一輪毎にポツンポツンと咲いているタンポポのような花はウサギギクだ。

ウサギギクの名は葉の形がウサギの耳のように細長いことに由来するらしい。

他にも色々黄色い花が咲いているがとりあえずこれらの花の特徴を覚えておれば夏の北アルプスを歩く楽しみが増えるだろう。

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